【旅行記】かわいいが止まらない街、タリン

バルト三国の旅最後の目的地は、エストニアの首都タリンでした。タイトルの通り、タリンはかわいいもの、視覚的に「いい」と思えるものがたくさん見られた街だなという印象があったので、一つ一つ紹介していきたいと思います。

リガからもLux busでの移動でして、ディズニー映画とともに快適な4時間を過ごせました。ホステルは旧市街のど真ん中にあり、道中ですでに中世感が出ていてワクワクでした。例のごとく夜に到着したので、次の日の朝から観光することに。

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かわいすぎる旧市街と議会

午前中はまたまたフリーツアーに参加して、旧市街を中心に街歩きをしました。タリンのガイドさんも例に漏れず英語が上手い…。

旧市街の建物の多くはパステルカラーで彩られていて、石畳の道路もあいまって、もはやテーマパークのようでした。

特にこのピンクの建物、一見ホテルか何かのように見えますが、実は議会なんだそう! 大統領も比較的若い女性だそうで、なんだかしっくりきますね。

旧市街の中の丘になっているエリアは昔ドイツ系の貴族が住んでいたところだそう。こちらからは、奥に広がる海が望める素敵な眺めを楽しめました。屋根の赤にもいろいろなトーンがあってかわいい!

マジパンとパンケーキ

朝食に行ったのがMaiasmokk(マイアスモック)という旧市街の中にあるカフェ。1806年創業という非常に歴史のあるカフェです。

内装は19世紀のヨーロッパの面影を残す作りになっていて、とてもきらびやかでした。

朝食にはシナモンロールを選んでみました。デンマークのシナモンロールのsnegleとは違い、生地がサックサクでした。こっちの方が好きかもしれない!

こちらのカフェ、パンや紅茶ももちろん良かったのですが、特に有名なのがいろいろな動物をかたどったマジパン(アーモンドの粉とと砂糖を練り合わせたもの)だそうです。

お菓子でできているとは思えないくらいの細かさです。ペンギンたちがエストニア国旗持ってるのかわいすぎる。

カフェの中ではマジパンのうさぎが一つ一つ丁寧に手作りされている様子を見ることができました。ほんわかした色使いで癒されました。

 

お昼ご飯に寄ったカフェ「Kompressor」は観光客も地元客にも人気と思われるパンケーキのお店でした。

店内のフライパンアートがおしゃれ。

エストニアのパンケーキは薄く焼かれていて、どちらかというとクレープみたいな感じです。やはり北欧・バルト圏はベリーのイメージが強いので、こういう時にベリー系を頼んでしまいがち。

ソ連みを感じる

タリンはバルト三国の都市の中でも特にロシアに近く、ロシア系の住民(40%ほどだそう)も多いため、基本的にエストニア語とロシア語の2つが使われていることが多かったです。(リトアニアやラトビアではロシア語はあまり見ませんでした)

それもあってか、旧市街から見渡すと、ソ連時代の寂しい感じの外観を残した団地やホテルなどが目につきました。

タリン駅のすぐそばにあるマーケット「Balti Jaama Turg」はとてもモダンな作りで、カフェやファッション雑貨などおしゃれなお店も多く入っていたのですが、ソ連関係の雑貨を扱ってるお店もいくつかありました。

すごく赤い…!

わたしはあいにくコミュニストではないですが、シンプルな色使いが特徴的なソ連のグラフィックデザインが個人的にとても好きなので、とてもテンションが上がりました。

実際に購入したのがこちらのカード(0.2€)と缶バッジ(1€)。ロシア語は全くわかりませんが、色合いがエストニアの国旗の色っぽくてかわいいです。MADE IN USSR表記はたまりませんね。

クリエイティビティが集結する場所

フライトの前に立ち寄ったのが、”クリエイティブ・シティ”と称される文化施設「Telliskivi」でした。旧市街のすぐ近くにあるので、雰囲気のギャップが面白いです。

何棟かに分かれている建物には、飲食店やハンドメイド製品のショップからデザインスタジオやNGOのオフィスまで、多様なテナントが集まっています。

特に印象的だったのが壁のアート。独特な雰囲気を醸し出しています。

少し離れたところには、古い車両を再利用して作られたバーやショップがありました。外にあるイスも電車の座席になってるのがなんとも細かい。

 

こちらを訪れた後は、その週末のベルギー・ルクセンブルクの旅に備えて一度コペンハーゲンに戻りました。ベルギー・ルクセンブルクもなかなか素敵な場所だったので、また今度気が向いたら書こうと思います。

バルト三国を周ってみて

カウナス・ビルニュス・リガ・タリンと4都市を4日で訪問してきました。1つの街に割けた時間が非常に短かったので、詳しいところまでは見られなかったのですが、どの国もそれぞれ違う雰囲気や文化が根付いていて、バルト三国と一括りにするには複雑なエリアだなと思いました。特にエストニアはフィンランドに近く言語も似ていることもあってか、食文化やインテリアに北欧っぽさも感じられました。

ただ、スウェーデンやドイツ、そしてソ連などの大国に抑圧されたのちに独立した、という共通の歴史を持っていることは確かです。支配下にあった時代の話をツアーなどで聞いた上で、現在平和に暮らしている人たちの様子をみると、自国の言語が話せて文化も受け入れられることが決して当たり前のことではないのだ、と考えさせられました。

この三ヶ国は1991年にソ連から独立を果たして30年も経っていないので、これからの発展が楽しみな場所でもあります。行くなら物価が安い今のうちかもしれません。

食と農・海外留学・その他趣味についていろいろ書きます。東大農学部でお勉強する毎日です。現在はコペンハーゲン大学に交換留学中。 Twitter:@o_o_ho_o_o