【旅行記】秋に旅したリトアニアを振り返る

早いもので、留学生活ももう折り返し地点です。早い日の入りと風の冷たさが身にしみ始めました。

このブログはというと約1ヶ月以上ぶりの更新となってしまいましたが、その間何をしていたかというと、主に旅行に行っていました。(もちろん他にも課題・インターン・バイト・家事・その他いろいろ盛りだくさんでした)

まあまあ前のことなので思い出しつつ、旅行について書いていきたいと思います。

デンマークでは10月の第3週はAutumn Break(Potato Breakとも言うらしい)といって学校がお休みになります。留学生の取っている授業もだいたい休講になるので、いつもよりちょっと長い休みを利用してヨーロッパの他の国に旅行に行ってきました。

1週間で周ったのは5カ国。今回は最初の目的地であり、5カ国の中でもっとも気に入った国、リトアニアへの旅について書きたいと思います。

スムーズで快適な移動

デンマークもリトアニアもシェンゲン協定内なので、空港でのパスポートコントロールがありません(もちろん搭乗時にパスポートは見せますが)。空港についてからセキュリティチェックを受けてそのままゲートに向かえるので、日本からどこかに出国するときよりも気持ち早い感じがしますし、入国するときはもっと早いです。利用したのはアイルランドのLCCのRyan airで、旅費節約のために荷物を預けなかったので、飛行機を降りた後に自分の荷物が流れてくるのを待つこともありませんでした。

独特な雰囲気のカウナス

移動の楽さを実感しつつ、リトアニア第二の都市カウナスに入りました。カウナスは、第二次世界大戦中、当時の日本領事館で杉原千畝がドイツ軍の侵攻を逃れるユダヤ人へビザを発行した地として馴染みがある方も多いのではないでしょうか。

着いたのが夕方であまりいろいろ見れなかったのですが、杉原千畝が滞在していたホテルには行ってみました。観光しているのは私たちくらいしかいなくて、思ったより普通にホテルでした。

戦時中からあるこのホテルだったり、それよりもっと前から存在したであろう教会だったり、

 

こういった歴史的な建物が立ち並ぶ一方で、明らかにソ連時代に建てられたであろう無機質な少し古びた建物や、独立してからのものだと思われるモダンなお店や施設が街の中に混在していて、不思議な雰囲気を醸し出していました。

高級ブランドが立ち並ぶメインストリートなのにがっつり工事中で舗装されていないこの感じが特にとても好き。

全体的に街に人は少なく静かで(月曜日だったのもあるかもしれません)、過ごしやすく感じました。

ここから電車に揺られ、首都のビルニュスまで向かいました。

ビルニュスに入る

ビルニュスは首都だしもう少し賑やかなのかな、と思っていたのでいたのですが、夜8時くらいに駅に着いてからホテルまでバスに乗っている間の外の景色を見てみると、本っ当に外に誰もいないし、暗い。東京に比べたら夜は暗くて静かなコペンハーゲンも、中央駅付近はかなり賑やかなのでこれは少し驚きでした。

フリーツアーのすすめ

翌日はホステルで見つけたフリーツアーに参加することに。2時間ほどかけて現地のガイドさんが市内の見どころをまわってくれるウォーキングツアーです。私たちのガイドさんは20代くらいの男性で、もちろんリトアニア人。当たり前なんですけど、英語がめちゃ上手かったのが印象的でした。導入としてリトアニアの概要や歴史について詳しく説明してくれたうえに、市内のユダヤ人居住区(写真左)や独立国家(?)であるUzupis(写真右)など、ガイドブックを読んだだけではわからないような様々な見どころを案内してくれました。

 

わたしはフリーツアー初体験だったのですが、払うお金は自分の裁量で決められるうえに、ローカル感のあるガイドや、人数の少ない場合は特に他の参加者の方との交流も楽しめるので、どんな街に行くのにもフリーツアーはとにかくオススメです。

ゲティミナスから歴史を見る

ツアーの終着点は、ビルニュスを見下ろすゲディミナス城がある丘のふもとでした。13世紀から続くリトアニアの歴史を感じるべく、このお城の塔に登りました。

この高台からの眺めは、民族が統一されてから、最大版図を獲得した大国時代、ポーランドと連合し握った東欧の覇権、ロシアによる支配、WW1後の独立、WW2におけるドイツの侵攻とその後のソ連時代、そして90年代の独立回復までの様子すべてを想像させてくれました。

2時間ちょっとのウォーキングツアーでリトアニアのことにちょっと詳しくなっただけなんですが、それだけでもやっぱり知識があると、実際に歴史的な場所を訪れた時の高揚感が違う気がしました。

広大な土地の恵み、リトアニアの食

リトアニアに来て最初に食べたのがこのドーナツ。見た目からも分かると思うんですが、そうです、「これは映える!」と思って買いました(笑)。味はほとんど日本で食べるドーナツ(ミ○ドとか)のものに近くて、ちょうどいい甘さでした。しかも1€ちょっととお手頃(デンマークだったら確実に倍以上はする)だったのでテンションが上がりました。

 

カウナスでの夕飯に食べたビーツの根っこスープ。ビーツを使うあたりはバルト圏やロシア圏特有なのでしょうか、北欧と同じですね。器も山小屋っぽくてかわいい。メインの料理はひき肉みたいなものかと思えば半分くらいは麦のような穀物で、かなりのボリュームでした。

ツェペリナイは比較的有名なリトアニア料理のうちの一つなのではないかと思います。わたしも何となく聞いたことがあったので、試してみることにしました。見た目からは想像しにくいですが、中にひき肉が入ったジャガイモのお団子的なものだと考えていただくとわかりやすいかと思います。こちらも1つでお腹いっぱいになれるボリューミーでおいしい料理でした。

そして個人的に気に入ったのがリトアニアのビール。ドイツやベルギーなど、ビールが有名な場所にいくつか行ったのですが、リトアニアのビールが一番美味しいんじゃないかって思うくらいです。麦の香りが口の中にふわっと残る感じがして、それでいて苦すぎないのでとても飲みやすかったです。

全体的にリトアニア料理は、やはり平地が多いだけあって森や畑の幸を存分に利用している印象でした。

 

チョコレートが好きなので、ビルニュスでも欠かさずショコラトリーを見つけ立ち寄りました。ALI Sokoladineというリトアニアローカルらしきお店。味見にプラリネのショコラとキャラメル味のマカロンを購入したのですが、それぞれ1€ほどなのにどちらも高クオリティで感動でした。

ラトビア、リガへ

2日間のリトアニア滞在の後は、バルト三国の真ん中の国、リガへ向かいました。移動やリガの街についてはまた次回書きたいと思います!

食と農・海外留学・その他趣味についていろいろ書きます。東大農学部でお勉強する毎日です。現在はコペンハーゲン大学に交換留学中。 Twitter:@o_o_ho_o_o
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